「4時48分サイコシス」に挑んだ日々を花野純子が綴ります。

北九州門司公演、満員御礼ありがとうございました!


35席を見込んでいましたが2日間で80名ものお客様が御来場されました。ロングラン公演から応援して下さったお客様もいてとてもうれしかった。北九州芸術劇場の泊篤志さんや、谷瀬未紀さん、クロスFMのナビゲータールーシーさんやKEY君、北九州を盛り上げる方達が私達を応援して下さって有り難かったです。私達は初めての北九州でとても緊張していたのです。

門司のブリックホールは劇的空間で花野組サイコシスにはピッタリ。私の作り上げてきたひとつの世界観が完成しました。「愛に関して格闘し血を流した人生」ロングラン公演では生還した劇作家「J」でしたが本公演では死ぬことになり、演じていた私自身、死んだのになぜか清々しい気持ちになりました。

自殺には勿論反対ですが、一人の人間の結果として「愛に飢えて」命を賭けて争奪したけどかなわず、最後求めていた愛情を得た時に命は燃え尽き、たった一人で死んでいくのを受け入れる…。今後北上するにあたって主題をさらに絞って突き進むのですが、私達の挑戦はまだまだ続きます。どうぞこのブログをご覧頂いている全国の皆様、今後とも応援よろしくお願いいたします。

2012年3月6日(火)

北九州門司公演、明日本番!!25(土)26(日)18時開演
当日券出します。開場は1時間前です!


FM KITAQに最後のお願いをしにきた私。パーソナリティのKey君と偶然再会してですね(我々、過去の先生と教え子)…いやいや宣伝に来たのですから!サイコシスはもちろん、私の謎の子供時代。カタツムリや亀、ニワトリを愛でていた下町のナウシカとでも言いましょうか?普段しない話をしたな。

出世したKey君、かっこ良くしとるのう!かつての先生の過去の奇行に唖然としたでしょうなあ。

花野PDが前からチェックしていた小倉のサンドイッチ屋さん「OCM」スゴく美味しい!色んな具があってまた行きたい!サイコシスのDM可愛く貼ってくれていて感激!

2012年2月23日(木)

154日目/初演から1年…。


クオリティとモチベーション、体力を維持するのに必死の1年でした。変化していく柔軟さ、自身の生き方が問われる舞台上を必死で駆け抜けてきました。スタッフもキャストもそれは同じ。私達はサイコシスで日本を北上する予定ですが、ただ、そういう実績が出来たとか、つまらない予定調和が自主公演にあってはいけないと思うんです。行けるところまでは行きたいですけど。ロングラン公演で俳優としても立ち上がった私ですが「今を生きている奇跡」を描きたいと思っています。観客の皆様、ご期待ください。

2012年2月16日(金)

花野組「北九州門司サイコシス」キャンペーン!


ブリックホールまでは門司駅から徒歩3分くらい。すぐ近くを大きな船が通過していてロマンチック。花野PD、私、ADチカと宣伝のご協力を依頼しにやってきました。この日は粉雪散らつく寒さでした。

門司のビール工場跡地にカフェやレストラン、そして我々の劇場「ブリックホール」があって、もう福岡でも見た事がない美しい景観です。そして門司の皆さんはとても親切。チラシも心良く置いて下さったばかりか「観に来ます」とも言って頂きまして、私もチカも上機嫌でした。

北九州芸術劇場の泊さん山本さんお世話になりました。当日,劇場に遊びに来て下さるとの事、
楽しみに待ってます!

その後クロスFM「FROM NOW ON」のゲスト出演でした。「Human Vision」と言うコーナー。今週、日曜日24時からの番組です。DJルーシーさんとチカと私で記念撮影。帰りはシロヤのパンを買って食べながら帰ったのでした!

2012年2月7日(火)

北九州門司「BRICKHALL」リハーサル!!
素晴らしい感触

2012年1月30日(火)

昨日、現地リハでした。このホール自体を劇作家Jのアトリエに見立てて演出しています。何度もイメージトレーニングしていたので、大きな違和感もなく素晴らしい感触が残りました。西日本新聞、クロスFM、エアステーションヒビキ様など、取材して頂いてうれしかったです。ネットニュースにも掲載されています。是非ご覧ください!それから現実に戻りますと、チケットまだ全然売れてないので、ご予約お待ちしてます!ソファ−席、2階席。もう最高だと思います!!

北九州門司「BRICKHALL」追加公演
花野組サイコシス新春公演!!

2012年1月11日(水)

門司のブリックホールの美しい中庭…手入れされた野バラと、別世界みたいな劇場で新春サイコシスを上演します!大胆な新演出を準備中。どうぞご期待ください!

さて私達は昨年、福岡の演劇界では、なんだか無視されていたと言う意味で無名であり、奇妙な企画のサイコシスを知らない人はいなかったと言う意味で有名でした。どこにも所属しない「異端」であり続ける事は、芸術も仕事である以上不安がつきまといます。でも「孤高で闘う覚悟」を持っていないとできない事もあると思うんです。

花野組がやっている事は「生きる為の創造」映画でも演劇でも、有名人が出演したから素晴らしいとか、無名の初舞台だから認めないとか、そんなことのバカバカしさを知っているし、美しいものは美しいし、本物の情熱が持っている普遍的な感動を知っているし、その火を絶やしたくはありません。

今年も花野組サイコシスは「熱く」前進いたします。
2012年も暖かいご支援を引き続きお願い申し上げます。
演出家 花野純子